中性脂肪と食生活

アルコール減で中性脂肪を減らす

飲物に気を付けると改善する

中性脂肪を減らすには、アルコール摂取を控えることがとても大切です。アルコール自体のカロリーは体内で分解されてしまうので、直接肥満の原因にはなることはありません。ではなぜアルコールが中性脂肪値の増加に関係があるのでしょうか。

実は肝臓がアルコールを分解する過程で中性脂肪の合成が促進されることにより、飲酒は脂肪肝や、高中性脂肪血症の直接の原因となってしまうのです。アルコール摂取後に合成された中性脂肪が肝臓から体内に運ばれるまで約1日かかります。毎日アルコールを摂取していると、休みなく中性脂肪が合成されることになり、結果脂肪肝になってしまうのです。肝臓がこの時に作りだした中性脂肪を皮下脂肪が取り込むと、皮下脂肪が増加した肥満になります。

また、アルコールの他にも脂肪や炭水化物の過剰摂取も同じように脂肪肝の原因となってしまいます。ジュース、炭酸飲料もかなりの炭水化物が含まれているので、ノンカロリーのお茶に置き換えると効果大です。

いわゆる肥満は遺伝による影響もあると言われています。両親含め親族に肥満した人が多い、あるいは心臓疾患で亡くなった人が多い場合は、自身にもリスクがあると心得て、一層食生活の改善、定期的な運動習慣をつけるよう努力しましょう。

しかし、遺伝によるリスクよりも、過食などの不摂生が引き起こすリスクのほうがはるかに高いのです。中性脂肪値のコントロールのためには、多くの場合は生活習慣を見直すことで可能なのです。食事量を極端に減らすことはできなくても、脂肪分や糖質の多い食事を控えるようにする。お酒が大好きな人なら、完全な禁酒が無理なら週2回程度に節酒してみる。一駅多く歩くようにするなど日常生活の中で運動量を増やす習慣をつけるなどを心掛けましょう。

このように無理なく行える範囲の生活習慣の見直しで、中性脂肪値の値は劇的に変化するものなのです。