中性脂肪と食生活

中性脂肪値とは一体?

中性脂肪は人に存在する脂肪の1つ

健康診断で「中性脂肪値が高い」と指摘されてしまった方、現在の生活を振り返ると次のいずれかに当てはまりませんか?それは「肥満」「食べ過ぎ」「運動不足」の三項目。これらに当てはまる人は、血液の中の中性脂肪の割合が非常に多くなり、結果として動脈硬化を進行させてしまい様々な病気を引き起こす原因となってしまうのです。中性脂肪の数値に悩んでいる方はこちら。

では具体的に中性脂肪とはどのようなものなのでしょうか。実は人間の身体の中の脂肪は以下の四種類に分けられます。

・脂肪酸:生命維持、活動するために必要なエネルギーとして即利用される脂肪です。

・中性脂肪:脂肪細胞の中に貯えられて、脳の命令に応じて脂肪酸に変わり、活動エネルギーとして使われます。体温を保ち、外からの衝撃を吸収する働きがあります。

・コレステロール:細胞膜やホルモンの材料。肝臓のコレステロールを体全体に運ぶ役割の悪玉コレステロールと血管壁に溜まったコレステロールを肝臓に運ぶ役割の善玉コレステロールがあります。

・リン脂質:細胞膜の材料です。

上記でわかるとおり、中性脂肪には「貯蔵される脂肪」としての特徴があります。脂肪細胞の中に貯えられながらも必要に応じて脂肪酸になり、生命維持のエネルギーとして使われる働きがあります。つまり、中性脂肪は人間の体を動かすエネルギー源となる物質なので、運動などで使われないままだとそのまま皮下脂肪としてどんどん蓄えられていくのです。なんと摂取しすぎた炭水化物、糖分、脂肪90kcalで約10gの中性脂肪になると言われています。

「若い時と比べて身体を動かす機会がないから仕方がない」
「年を重ねて中年になれば肥満は避けられないもの」
と軽く考えてはいませんか?実はこの過剰な中性脂肪が引き起こす動脈硬化は、最近日本人の死因の3割を占めるといわれる心臓疾患や脳血管疾患の引き金になっています。